憲法論議をめぐる国会情勢について

下村博文先生

講話日:平成30年11月15日(木)

下村博文先生

衆議院議員、自由民主党憲法改正推進本部長、
元文部科学大臣

講演要旨

 昨日、安倍・プーチン会談があり、総理は「領土問題は、私とプーチン大統領の手で終止符を打つという強い意思を大統領と完全に共有した」と述べた。私も応援している。問題は、ロシアが、返還する歯舞群島と色丹島に米軍基地が設けられることを危惧している点だ。そのためには、日本はアメリカと日米地位協定、あるいは日米安全保障条約について、基地をおかないことを協議しなければならない。戦後70年以上経って、憲法を改正していないのは日本だけだ。イタリアもドイツも何10回となく憲法を改正している。憲法改正を立党の精神としている自民党は、いま、4つの憲法改正案を選んでその案を衆議院と参議院の憲法審査会に上げようとしている。私が本部長となった自民党憲法改正推進本部では、全国の各選挙区に支部をつくって議論を始めている。私自身も全国行脚しているところです。この機会を逃さず一生懸命頑張っていきます。御講話のあと、参加者一同、盛大な感謝の拍手をもって、お送りした。
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